2013/06/14

へー 全員じゃないんだ


メインノート(20130613)



今日は半分しか書かなかったので、半分だけ。

1.ココが大切、というところは生徒に言ってもらう

フレーズ化して、上の句をこちらが言ったら、下の句が生徒の口から出るようなシステムを作る。
ワードの場合は、連想ゲームや、ヒントでそこに導く。(3文字の言葉です。1文字目は「た」。2文字目は「ん」。・・・)


2.解説はゴールを意識しながら聞いてもらう

ゴールに向っている感覚を持ってもらう。
解説を進めている途中で、「あ、わかったぞ!」と思ってもらえたらすてき。

連立方程式の文章題で、文章から立式するときは、「式を立てること」が目的。
「◯◯◯=◯◯◯」という式で、◯◯◯の部分に「 x と y と すうじ 」だけがあるような式、がゴール。
「何と何が同じか」という目で見ながら解説を聞いてもらう。


3.いつものフレーズ、を持つ

いつもの、という感覚はすごく大切な気がする。
雰囲気を共有したりできる。
「もしかしてだけど」
「じゃあいつやるか」
とかいいかもしれない。


4.ボールペンの替芯

ペンケースに入れたいた替芯を使ってしまったから、補充しよう。
忘れてたから、今補充しますw

2013/06/04

メインノート(20130603)

今日からメインで使っているノートをアップすることにしてみました(不定期で)。
毎日携行して気付いたことをメモしているノートです。


今日もいろんな気付きがありました。

・授業をブラッシュアップさせるための具体的なヒント
・生徒の心に届く言い回しのヒント
・理想的な授業をするための考え方

そんなところかな。
昇華させてばっちりつかんで、定着させたいと思います。

2012/08/30

さみしがりやのビー玉




解法が美しすぎて、生きててよかった、と感じた問題があるので紹介したい。


――さみしがりやのビー玉―――


ここに赤いビー玉と青いビー玉が100コずつある。
このビー玉を両手で持って、何度も振って混ぜ、上に放り投げてばらまいてみる。
じつは、このビー玉はとてもさみしがりやだから1人ぼっちだと泣いてしまうんだ。
だから赤玉と青玉を1つずつ線で結んでペアにしてあげよう。
あ、でも、線と線が交差したらだめだよ。
そして散らばったビー玉を動かすのもだめなんだ。

誰ともつながってないビー玉を残さずに、ちゃんと100コのペアを作ってあげる事ができるかな。

―――




この問題は下の問題をもとに作成したものだ。

Q:平面上に赤い点と青い点がn点ずつある。どの3点をとっても、同一直線上には並んでいない。赤い点と青い点それぞれ1点ずつを組にして、n組を作る。組の赤い点を青い点をそれぞれ結んだn本の線分がどれも交差しないようにすることはできるか。


この解法が美しすぎて、「数学に触れててよかった」を通り越して、「生きててよかった」と感じた。
しかもこの解法は、小学生にも理解できる内容であると思う。そこがまたすばらしい。

こんなに美しいものがこの世にあるなんて!
数学に触れててよかった!
生きててよかった!


2012/08/17

横浜理系講師会 第1回勉強会



少し前の話ですが、去る7月22日に第1回勉強会を実施しました。
しかし、それ以上に、他のメンバーの解き方を見ることができたこと、そこから得た発見が大きかった。同じ問題でもアプローチの仕方が全然違うことがあり、「その考え方・ひらめき、は僕の中にはないなぁ」と感じさせられました。
僕にとっては、非常に有意義な時間になりました。
☆速報☆

参加者は3名。
各自が「これは!」と思った問題を持ち寄り、解き合いました。
問題そのものについても、面白かったり、楽しかったり、興味深かったりして、たくさんに発見がありました。


次回は、夏期講習後になると思います。
講習中に面白い問題を見つけ出して臨みたいと思います。

第2回勉強会は8月30日に実施予定となりました。
興味のある方はお問い合わせください。






2012/03/13

子供たちの写真は


年度の最後の授業で記念写真を撮っていて不思議に感じることがある。
子供たちの写真は、どんなタイミングで撮っても、絵になる。

見ていて引き込まれるような写真になるのだ。
特に表情がすばらしい。

撮影するからといって特別に構えることはなく、自然体のままなのに、なぜだろうか。

2012/02/23

001 時間の流れる速さは一定?

まず、キミの家の時計とキミの腕時計をぴったり合わせる。
そして近くの駅に行って、いちばん高い切符を買って、電車に乗って一番遠くの街まで行く。
街について、電車を下りたら、キミの家の時計が今何時を指しているか、電話して聞いてみよう。
キミの腕時計とキミの家の時計とはぴったりあっているだろうか。
キミの家の時計も、キミの腕時計も、壊れていないとして、だけど。


こたえはノーだ。


例えば、電車に乗ったとき、家の時計が8時を指していたとしよう。腕時計も8時を指している。
そして、電車を降りたときに、家の時計が9時を指していたとしよう。でも、そのとき、腕時計はまだ9時になっていない。8時85分とか58分とかを指しているのだ。

それはなぜか。
それは、速く動く電車の中では、時間がゆっくり流れるからだ。

電車の中では時間がゆっくり流れる。

だから、キミの腕時計は家の時計より、「ゆっくり」進むということだ。

これは、「時間の流れる速さは、どこでも同じではない」ということだね。

ただし、さっきの例えは、これは、電車がものすごく速く、光の速さ(約秒速30万km)くらいで進んだときのお話。
実際には、200kmの新幹線に1時間乗ったとしても、時計は1兆分の1秒しか遅れない。
だから、電車を降りたときも、腕時計の針は家の時計の針と同じ時間を指しているかもしれないね。