2012/08/30

さみしがりやのビー玉




解法が美しすぎて、生きててよかった、と感じた問題があるので紹介したい。


――さみしがりやのビー玉―――


ここに赤いビー玉と青いビー玉が100コずつある。
このビー玉を両手で持って、何度も振って混ぜ、上に放り投げてばらまいてみる。
じつは、このビー玉はとてもさみしがりやだから1人ぼっちだと泣いてしまうんだ。
だから赤玉と青玉を1つずつ線で結んでペアにしてあげよう。
あ、でも、線と線が交差したらだめだよ。
そして散らばったビー玉を動かすのもだめなんだ。

誰ともつながってないビー玉を残さずに、ちゃんと100コのペアを作ってあげる事ができるかな。

―――




この問題は下の問題をもとに作成したものだ。

Q:平面上に赤い点と青い点がn点ずつある。どの3点をとっても、同一直線上には並んでいない。赤い点と青い点それぞれ1点ずつを組にして、n組を作る。組の赤い点を青い点をそれぞれ結んだn本の線分がどれも交差しないようにすることはできるか。


この解法が美しすぎて、「数学に触れててよかった」を通り越して、「生きててよかった」と感じた。
しかもこの解法は、小学生にも理解できる内容であると思う。そこがまたすばらしい。

こんなに美しいものがこの世にあるなんて!
数学に触れててよかった!
生きててよかった!


5 件のコメント:

  1. よく問題を理解できて、いないのだが、
    正方形の配置にすれば、すぐ条件を満たすのではないですか?

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    1. 「散らばったビー玉の配置を変えてはいけない」という内容の条件文を追加しました。

      指摘ありがとう。

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. たとえ障害物があっても、その端っこまで行けば、その向こうに行ける。したがって、相手のビー玉にたどりつけますね。。!2つのビー玉をさえぎるものは何もないっていうことです。

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