▼内容
時代小説8編からなる短編集。
・堪忍箱
近江屋に代々受け継がれる堪忍箱、開けると災いが降りかかるという・・・
・かどわかし
「おいらをかどわかしちゃくれないかい」と頼む少年・・・
・敵持ち
頼りになるのかわからぬ用心棒を雇ったが・・・
・十六夜髑髏
十六夜の月の光が屋敷に入ったら旦那が死ぬ・・・
・お墓の下まで
市兵衛、お滝、3人の養子たち。それぞれ打ち分けられない秘密があって・・・
・謀りごと
差配が変死。集まった店子たちの話から、差配の様々な顔がわかってきて・・・
・てんびんばかり
姉妹のように暮らしていたお吉とお美代。だが、お美代だけが玉の輿に乗ってしまって・・・
・砂村新田
父が病に倒れ、お春は奉公に出ることに。そこで、知らなかった母の顔を垣間見た気がして・・・
▼感想
江戸の人々の生活の一部を、変な脚色をせずにそのまま見せてくれる。人々が生き生きと動き、終わりのページが来るとスッと抜けていく。大きなオチがつくものは少ないが、生活というものはそういうものかもしれない。その後の生活を想像せずにはいられないので、それを楽しめる人にはオススメできる。
▼とりあえずここまで読んだら雰囲気がわかる
11ページ
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