2010/05/22

どちらも真実ならポジティブを手にとる

大切な人のために何かをしてあげるとき、
特にそれが日常的な小さなことであるとき、
2つの気持ちを感じることがあります。

「するのがめんどくさい」
「して喜んでくれるとうれしい」

前者の感覚を否定してはいけないと思います。
嘘をついてはいけないと思うのです。
それもわたしにとって真実ですから。
その感覚はそのまま置いておきます。
捨てるのではありません。
でも、何度も見るのでもありません。
ただ、そこに置いておきます。

後者の感覚は思い切り肯定するといいと思います。
嘘をついてはいけないと思いますが、
これもわたしにとって真実ですから。
この感覚はそのまま置いてはおきません。
床に置かずに手に持っておきます。
そして、何度も何度も見ます。
大切な人の笑顔のイメージにあわせて、自分も微笑みます。

どちらも真実なら
ネガティブな方はそのまま置いておいて
ポジティブな方を手に持っていこうと思うのです。

2010/05/21

今持ち歩いている本

『思考の整理学』



タイトルからもわかるとおり、考え方についての本。
今のところ、無意識的にやっていたことがほとんど。
でも、やっていることを分析(≒抽象化・メタ化して把握)したことはなかった。この本が明文化してくれたことによって、それができたので、そういう意味ですごくいい本。(私にとって)
ぜひ、子供にもおすすめしたい。
30くらいのトピックにわかれていて、1つ1つのトピックは短いので、「1日1トピックずつ読む」という読み方もできるところも優れもの。この方法なら読書が苦手な人でも読める。
第Ⅰ章より第Ⅱ章の方が魅力的なので、もし、ちょっと読んでみるなら、第Ⅱ章から読むといいかもしれない。第Ⅰ章も最初のトピックは興味深く読める。

ちなみに、帯の売り文句に魅かれて中身も見ずに購入してしまったので、おもしろく読めるかどうかはくじみたいなものだったが、どうやらアタリだったようだ。



『アタマがよくなる勉強会』



「読みやすそうであること」を重要視して購入した本。
対談形式なので、「かっちりした構成の本を読むのにはモチベーションが足りない」というときでも読めるだろう、と思って購入した。
いまのところ、まだ出番がない。

理由は内緒。
推して知るべし。

2010/05/19

コミュニケーション・価値観 (未)

あなたと同じくらい大切な人がいたら
「あなたの気持ち」と同じくらい、「その人の気持ち」を大切にしましょう。

「宝物かどうか」は
「その物が宝物であるか」で決まるのではなく
「その人が宝物と思うかどうか」で決まります。

あなたが「これは宝物」と言うならば
あなたにとってはそれは宝物なのでしょう。
誰かが「これは宝物」と言うならば
その人にとってはそれは宝物なのです。

あなたにとって「かなしい出来事」が
他の誰かにとっても「かなしい出来事」であるとは限りません
その人にとって「かなしい出来事」が
あなたにとっては「かなしい出来事」ではないかもしれません

その人の発言を自分の価値観で見るのではなく
その人の発言からその人の価値観を見つけましょう

その人の発言を通して
その人の視線から物事を見てみましょう

言語が満たしていなければならない条件に
「嘘をつくことが可能であること」があると言った哲学者がいました

でも
とりあえず
その人が言ったことは
「そのひとにとっては本当のこと」であるかもしれないのです。

2010/05/11

証券会社に口座開設してみた(してみる)


◆EURO/JPYのEURO売りから入ろうと思い、証券会社に口座開設申込書の請求を出しました。
*****学んだこと*****
チャンスのときにすぐ動けるように環境を整えておくことは大切。「今はチャンスか」だけでなく、「そのうちチャンスが訪れる可能性があるかどうか」という見方もしないといけない。
無料体験などで経験を積んでおくのも、これに入ります。
以前親しい知人が誘ってくれたことがあったのに、真剣に取り組みませんでした。アホでした。まったく見えてなかった。

◆知識がなく、どこの証券会社がいいのかまったくわからなかったので、ネットで証券会社ランキングを見て、上位5社に全部申込書請求しました。
それが5月3日。
カブドットコム証券は今日、それ以外の4社は5月7日に、それぞれ申込書が届きました。
*****学んだこと*****
スピードは大切。私が申込書に記入して送り返すのが、たまたま、1日遅れたので、同日の返信になりましたが、予定通り送り返していれば、カブドットコム証券だけが遅れを取るところでした。スピードは大切ですね。

◆松井証券は3枚くらいしか資料が入ってなくてペラペラでした。
楽天証券はもうちょっと多かったくらいで、その他の3社は結構なボリュームの封筒が届きました。
申込に必要な最小限のものだけを同封してきたところもあれば、スターティングガイドや、おすすめ商品の情報などを同封してきたところもあり、そこで分厚さに差が出ていました。
*****学んだこと*****
やる気がない人をとりこむにはボリュームは出さない方がいい。「こんなに読まないといけないのか」と、ちょっとげんなりして申込むのが面倒だと感じてしまうから。逆にやる気がある人をとりこむにはボリュームが大きい方がいい。「申込が完了するまでのあいだにいろいろ読んでおけるな」と思ってくれるから。
やる気がある人は、勝手にネットで情報収集してくれるという点も考慮にいれるべきポイントですね。

◆カブドットコム証券は、ハンコ捺印用の大(=写真の赤い丸いヤツ)が同封されてきました。
*****学んだこと*****
こういう独特のサービスは、ちょっと心をくすぐる。
ちょっと笑えるくらいのものだとなおいい。


早く口座開設しないとチャンスを逃してしまいます。
というか、もう逃したし。
3日前に同じポジションに賭けていれば、今頃利益確定で売ってました・・・。

まぁ、反省して次に活かします。

2010/05/10

コルクボード(の代わり)




コルクボードが無くて、今まで机に張っていたけど、ひらめいたので作ってみた。
古いカレンダーを裏返して壁に止めてみた。

けっこういい感じ。
むしろ、付箋が貼れるので、こっちのほうがいいかも。

2010/05/06

くたばれ、広告戦略!

ネトゲのCMが煩わしい。
もっと有益な情報を流して欲しい
赤い色が基調になっているのと
無駄に絵が綺麗なのが腹立たしい
ときどきつい目がいってしまう

心理学的根拠に基づいて
広告というのもは
人の目につくように作ってある
人が目を向けるように作ってある

どこに表示するか
いつ表示するか
何色で表示するか
どんな音を出すか

いつも意識に無駄な情報が入ってくるので
非常に煩わしい。
ときには、イライラしさえする。

穏やかに「ぼー」っとする時間が奪われてしまっている気がする。

電車を待っている時間
注文した料理を待っている時間
目を中空に向けて目から入ってくる情報を制限したいと感じる時間

メインの作業からフト意識を外した瞬間
それ(=広告)はそこにある
フト意識を外すとき
おそらく人間は自分の内側に目を向けているのだと思う

無意識下にあるものを掘り起こそうとしたり
言葉になってないイメージを言語化したり
考えをまとめたり
なにか頭の琴線に触れたのか考えようとしたり
ひらめきかけていたり

内部に目を向けて考える時間が奪われてしまっている気がする。

くたばれ広告戦略!

2010/05/04

プロ直伝「ギャグ返し」講座




読むのにかかった時間:45分位かな(お風呂に入っている間に読み終わった)

タイトル:プロ直伝「ギャグ返し」講座
著者:浅井企画放送作家セミナー
発行所:株式会社講談社
とこまライン:P.26~P.29(「ここまで」という意味ではい。この範囲を読めばだいたいの雰囲気がつかめる。)

構成は正直いいとは言えない。ちゃんとした文章構造(段落レベルで)を求める読み方をするとイライラする。また、表面的なことが大部分で、抽象化・掘り下げがなされていない。
ただし、ぱらぱら読んで参考にするにはよい。

◆この本で学んだこと(★は、特にためになったと感じたもの。)

(1)★柔軟な連想(意味じゃなくて言葉を追う)
意味じゃなくて、単純に言葉を追うことで、柔軟な発送につながることがある。

-具体例①-
「キャバクラどう?良い娘いるよ~」
「いや、今日は悪い娘のほうがいいんで。」

-具体例②-
「花見なのに花が見えないじゃないか」
「話に花が咲くからいいかと思いまして」

(2)★自分を下に
目上の人を笑うのは難しい。後輩の方が笑いやすい(≒冗談で笑いものにしやすい)。
だから、自分を下に設定するような発言は笑われやすい。

-具体例-
「なんで合コンに呼ばなかったんだ」
「女性陣のリクエストがブサイクな男だったので」

(3)今わかりました系とぼけ
今まで勘違いしていたことにしてしまう手法。

-具体例-
「ああ、打ち合わせにしてはやけに楽しかったので、変だなと思っていましたが、あれは合コンでしたか」

(4)★ひらめかなかったらもう一段掘り下げてそこで勝負
ボケるために、理由を掘り下げていって、ボケるチャンスを探す。
1つ掘り下げて見つからなかったら、もう一段掘り下げる。

-具体例-
誕生日忘れた
→なんで?(ひらめかないからまともなほうこうでもう一段掘り下げる)
→プレゼントの準備が間に合わなかったから
→なんで?(ひらめかないからまともなほうこうでもう一段掘り下げる)
→時間がなかった
→なんで?
→(はっ!!!)
→「忘れてたわけじゃないよ。マスゲームの準備が間に合わなかったからお祝い出来なかったんだ」

(5)★ピンチはカウンターで言いづらいことを言うチャンス
-具体例-
「私の陰口をたたいているそうじゃない」
「好きな先輩のことって、つい悪く言っちゃうんです」

これ、自然と思いついてた。明文化して再認識した。

(6)突っ込みやすいスキ
相手が突っ込みやすいスキをつくる。
話ででもいいし、見た目でもいい。

-具体例-
「洋服のタグをつけたままにしておく」
「Tシャツをウラオモテに着ておく」

(7)誇張法
ありえなさで笑わせる。「いや、ありえないだろw」と思わせる。

(8)「突っ込みたい」と思わせる

(9)★笑わせるより笑われろ
「面白いことを行って笑わせよう」という考え方だけでなく、「アホなことを言って失笑されよう」という考え方も持っておこう。知ってたけど、しっかり分けて認識してなかった。

(10)天丼
言わずもがな。でも、しっかり認識しているかどうかで差が出ると思う。

(11)「なんだよそれ」な条件
いきなりは落とさない。あとで「なんだよそれ」な条件を持ってくる。
ワンクッション置くことでショックが和らぐ効果もあると思う。

-具体例-
「2次会あるの?」
「あるよ。半年後くらいかな。」

(12)★SMAP法
-具体例-
「俺の名前覚えてる?」
「木村?」「中居?」「香取?」「草なぎ?」「ああ、稲垣?」
「俺SMAPじゃねぇよ!」

メジャーなものを持ってくることがポイントかな。

(13)手のひらを返す
マジ会話でなくて、そういう流れが許されるような会話では使って良い。

-具体例-
A「サザンは古いよねー」
B「そうだねー」
C「え?私サザン好きなんだけど」
B「だよね。やっぱ時代はサザンだよねー」

念のため言っとくけど、具体例は抽象概念を説明する例として挙げただけで、それ自体がおもしろいかどうかということじゃないよ。

さて、ここに学んだこと書いちゃったから、ハードル上がっちゃったなぁ。
でもそれも想定の範囲内さっ。
その上がったハードルを越えてやろうじゃない。

2010/05/02

11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業


読むのにかかった時間:60分くらい(風呂に入っている間に読んだ。まさか、そんなに早く読み終わると思わなかったので、時間計ってなかった。もっと長期間かかると思っていた。)

タイトル:11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業
著者:田口智隆
発行所:フォレスト出版株式会社
とこまライン:P.52~P.67(「ここまで」という意味ではい。この範囲を読めばだいたいの雰囲気がつかめる。)

たまたま、待ち合わせまでに時間があったのではいった「リサイクル本屋」でみつけた。ちょっとめくってみたページに「バフェットの子供の頃の話」が書いてあって、なにか感じるものがあったので購入した。こんなに短時間で本を読んだのは初めてかもしれない。タイトルと内容は一致してない気がしたけど、そんなこと大したことじゃないからいいか。

◆この本から学んだこと
(1)17歳のバフェットのビジネス
・壊れたピンボールマシンを格安で購入
・修理して理髪店に設置
・1回5セントで、売上を理髪店とバフェットらで折半
要するにレンタルみたいな感じだと思う。ポイントは、「場所に払う費用がかからないこと」「理髪店もバフェットも得する(≒WIN WIN)」辺りかな。抽象化して覚えておきたいのは、「無駄になっているスペースを見つけて、そこに集まっている人のニーズに合わせた物を設置するとビジネスになる」「運営・管理を任せてしまって、完全に不労所得化する」ってことか。
もう一つここから学んだことがある。「仕組みを作った者」が儲かるということ。「仕組みの中で働く者」ではないということ。バフェットは仕組みを考え、バフェットと理髪店が形にした。これを運営しても、これを運営・管理していく者(≒理髪店の従業員)が儲かるわけではない。彼らの仕事(=ピンボールマシンの管理)は増えるが、彼らの収入は増えない。

(2)引き際
「すでに投じた資金は戻ってこないけれど、継続することによる将来的な損失は食い止められる。」という考え方。もちろん、知っていたけどね。でも、身についていなかった。
今回この本で触れたことで、ようするに「今と今まで」じゃなくて「これから」に目を向けるってことだと思った。それは、私が「自分の基本姿勢」として考えているものの1つで、引き際についてもそことつなげて考えればいいってことに気付けたのが大きい。
「将来的な損失」に目を向けよう。

(3)株式を購入するときは
「『10年間市場が閉ざされても持っていて幸せだと思えるもの』しか買ってはならない」とバフェットはアドバイスするらしい。
「信頼できる会社・好きな会社の株を購入する」という見方なのかな。あんまり持ってない考え方だからそういう見方も持っておこう。

(4)ストップロス
FXのシステム・ツールの1つ。「これ以上損失がでたら自動的に決済します」というラインを設けておくものらしい。だが、私の知人が「そういうものではない」といっていた記憶もある。このようなシステムがあるのかどうかはFXのリスクの大小に大きな影響を及ぼす。これがあるなら、FXは手をだすことを検討してもいい。調べてみよう。

(5)確定申告めんどくさい
「バフェットは13歳でやっていたのだから、あなたにできないはずがない。」
「たしかに!」「やってみよう!」という気にさせてくれる。

(6)13歳のバフェットのビジネス
新聞配達をしていたが、ただの新聞配達ではなかった。ワシントン・ポストを配りながら、同時にライバル誌のタイムズ・ヘラルドを配っていた。どちらかの顧客が解約すると、もう一方を売り込んだ。また、雑誌も配達しており、これも売り込んでいた。

なってこった!頭良すぎる!時間効率良すぎ!!!

(7)週末起業で経費!
サラリーマンでも、週末起業して確定申告すると経費が申請できるらしい。
やらなきゃ損だろ!しらべなきゃ経費!

(8)アレルギー撃退
確定申告に対する「コワイ」「めんどう」といった負のイメージを払拭する。

抽象化して覚えておきたいのは、「先入観とか勝手な推測で負のイメージを持たないこと」「とりあえずやってみて経験してみるまでどうだかわからないという考え方をすること」。

(9)REIT
不動産投資信託。安いものであれば1口10万円程度。
投資家から集めた資金で物件を購入し、そこで得られた賃料や売却比を分配金として投資家に配分するというものらしい。賃料が分配金として配分されるならなかなかよさそうだ。株式に投資しているのではないところがポイントだと思う。株と違って、不動産は借り手がつきさえすれば利益を生む。これは要チェックだ。
個人で不動産投資を始める前に、不動産投資に関する知識をこれで手に入れておくというのもかなりいい気がする。

(10)保険の選び方
「結局最後まで払い続けるといくら払うことになるのか」と「それを上回る保険料を手に入れるには何回入院すればいいのか」を考える。計算結果が、「79歳までに10回入院すればいいのか」だったら、ちょっと考えもの。

(11)チェックしたい本
▼『賢明なる投資家』(ベンジャミン・グレアム)
バフェットは「まるで神をみつけたみたいだ」と言ったらしい。

▼『年収200万からの貯金宣言生活』(横山光昭)ディスカヴァー・トゥエンティーワン
「90日プロブラム」で貯金力をつけよう、という紹介があった。具体的な方法が書いてあれば読む価値があると思う。

▼『投資信託にだまされるな!』(竹川美奈子)ダイヤモンド社
投資の入門書としていいようだ。

▼『「無税」入門』(只野範男)飛鳥新社
「始めて確定申告をする人には一読の価値あり」らしい。

▼『不動産投資の学校(入門編)』(日本ファイナンシャルアカデミー)ダイヤモンド社
「不動産投資の入門書として最適の1冊」らしい。

▼『生命保険入門 新版』(出口治明)岩波書店
「生命保険の仕組みがよくわかる「生保」の入門書」らしい。

▼『生命保険のカラクリ』(岩瀬大輔)文藝春秋
「入ろうと考えている人必読の書」らしい。

◆この本を読んで実行すること
ストップロスについて調べる。(明日中)
経費を申請する条件を調べる。(明日中)
REITについて調べる。(明日中)

2010/05/01

愛読書001 『世界一やさしい手筋と詰碁』


▼タイトル
マイコミ囲碁文庫シリーズ 世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題
▼筆者
万波 佳奈
▼出版社
株式会社 毎日コミュニケーションズ
▼とこまライン(どこまで読めばだいたいの雰囲気がわかるかを表すライン≒そこまで読んで合わなかったらその後もたぶん合わないライン)
18ページ

タイトルに「やさしい・カンタン」などと書いてあるのに内容はそうではない、そんな本もたくさんあるけど、この本はタイトルどおりの内容。
初めの一歩から囲碁を始める人には、是非オススメしたい一冊だ。
この本であれば、先生を必要としない。独学で読み進めていくことができるだろう。
とこまラインも小さいので、ちょっと読んでみるのにも適している。
「あぁ、これなら自分にもわかる(解ける)な」と感じるはずだ。

将来囲碁を始めるようと思い立ったら参考にしてもらえればさいわいです。
また、周りでそのような人を見かけたら教えてあげてください。