2010/04/26

今日の新聞 気になる記事

◆米金融機関
米金融機関の2010年1~3月期の決算が軒並み高調らしい。公的資金の注入を受けているシティグループの最終利益は前年同期の2.8倍、ゴールドマン・サックスは前年同期比9割の増益だそうだ。しかし、一方で、地域金融機関は今年に入り50行あまりが破綻したとのこと。

難しい・・・。今の段階では、なんの分析にも結びつかない。
でも、気になる情報と感じるので、頭の中に入れておこう。どこかで何かとつながるかもしれない。

◆装着型ロボ
筑波大学が開発。両腕で160キ㌔㌘と従来の2倍以上の力が出て、片腕で大人を楽々と持ち上げられるらしい。
ロボの重量は28㌔㌘で、稼働時間は平均2時間程度。
全身に装着して動かすと脳の電気信号をセンサーが感知して力を入れるより早くロボットが動くそうだ。それはつまり、「脳からの指令が伝達される速度」が人体よりも速いということだろう。2~3年後をメドに実用化するそう。意外と近い未来だ。パトレイバーとか、マトリックスとか、アバターの中でみた装着型ロボットが現実に現れるのも近いのかもしれない。

◆「口実が面白ければOK」休暇
結婚式場運営のノバレーゼが3月1日に導入した制度。「いい結婚式を手掛けるには、自ら楽しみながら創造力を磨く経験が必要」という趣旨で、口実が「面白い」と認められれば1日の特別休暇がもらえるらしい。第一号は、「ドライバーとして自動車レースのモナコグランプリに参戦します」という25才の女性社員のもの。休暇明けには、「ごらんの通り優勝してきました」と表彰台でシャンパンシャワーを浴びている合成写真を持参したそうだ。同社員は「恋のから騒ぎをしてきます」という口実でトライして却下された経験があるそう。
他にも、同社は、08年に「社内FA制度」という制度を設けているらしい。社内向けの求人が出て、応募者は、所属長に知られることなく他部署の面接を受けられるそうだ。異動が決まると、所属長には異動の通達とともに2日間の猶予が与えられ、その間に引き留めを試みるころも可能だが、本人の意志が優先されるそう。人材を引き抜かれた部署への補充は無く、他部署から引き抜くか新入社員の配属を待つしかないらしい。

おもしろい会社だ。1番目の制度は、例に上げられているケースが制度の目的と合致しているか疑問だが、創造力はつくだろう。社員は、普段から、「何かネタないかな~」という目でものごとを見れそうだ。そうすると、なにげない日常も楽しめる気がする。


◆TOEIC受験義務化
Jパワー(電源開発)は全社員に英語能力検定試験「TOEIC」を毎年1会受けることを義務付けた。
全社員約2600人対象で費用は会社が負担する。

すごい!うらやましい!私の分も負担してください!

◆CCC福利厚生手当をTポイントで
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)はこれまで現金で払ってきた手当と同額の7万円程度を、Tポイントで支給することにしたらしい。
こういう手法は、winwinっぽくていい。支給側としては「結局自社で使うことになるのである意味コスト削減」というメリットがあり、被支給側としては「コンビニで使えるなど利便性は高くそんなにデメリットはない」とう感じだ。今すぐ吸収して何かに使うことはできないけど、頭の中に入れておこう。

◆独立役員探し 四苦八苦
東京証券取引所は、1人以上の独立役員を確保することを上場規則に盛り込んだ。3月末をメドに届け出た状況では条件を満たせない会社が15%。4月16日時点では339社。期限は来年の総会。
独立役員はその会社にたいして独立していなくてはならないようだ。親会社や主要取引先の役員・従業員は、彼らの利潤を目的として指針を決める可能性があるのでてダメ。顧問弁護士などは、会社が彼らをコントロールできるのでダメ。
ある顧問弁護士が、会社から「就任してくれ」と要請され、「独立性が不十分なので」と断ったら、「でも、当社を知らない人間が就任したら、社長に何を質問するかわからないのでコワイ」との反応され、「それが独立役員ですよ」と答えたそう。企業の体質が見えるおもしろい話だ。
一方企業統治の充実で先行する企業は落ち着いているらしい。「当然のこととして既にやっていることなので、それをそのまま申請するだけ。特に新しくなにかをしないといけないというわけではない」という感じだ。

◆ガンダム講談
4年前からガンダムを講談にして、その世界を「見てきたかのように」語っているらしい。
1話30分のアニメを15分の講談にするようだ。
これまでになかったものを全く違う世界から持ってきたところ、参考にしたいものだ。

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